Ceraria pygmaea(セラリア・ピグマエア)
1. 基本情報
分類 | 詳細 |
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学名 | Ceraria pygmaea |
科名 | スベリヒユ科(Portulacaceae) |
原産地 | ナミビア |
生育型 | 塊根性多肉植物 |
サイズ | 高さ15-30cm(野生下) |
◆ 塊根の特徴
- 肥大した塊根(caudex)が最大の特徴
- 自然環境では地中に埋もれるが、栽培では露出させる
- 年々太り、独特のフォルムが形成される
2. 形態的特徴
① 地上部
- 細い枝が密に分枝
- 小さな肉厚の葉(長さ1-2cm)
- 葉は乾季に落葉
② 花
- ごく小さなピンク色の花
- 開花期:春~初夏
休眠期の注意
夏季に休眠期に入ります。この時期は水やりを控え、涼しい半日陰で管理してください。
3. 栽培ガイド
① 基本条件
項目 | 要件 |
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日照 | 直射日光(夏季は30%遮光) |
温度 | 5℃以上(凍結防止) |
水やり | 成長期は土が乾いたらたっぷり |
② 用土配合
- 赤玉土(小粒)50%
- 軽石30%
- 鹿沼土10%
- くん炭10%
※排水性最優先、通気性を確保
4. 繁殖方法
- 種子繁殖:発芽率は低め、温度管理が重要
- 挿し木:春~初夏が適期、発根まで2-3週間
◆ 栽培のポイント
- 塊根を太らせるためには、適度な水切りが必要
- 植え替えは2-3年に1回、成長期直前がベスト
- 冬季の過湿は根腐れの原因となる